ソフト名 : its Whois Server ver 1.0c2
著作権者 : its
動作環境 : UNIX汎用
必要なもの : Perl, スーパーサーバ(インターネットデーモン)
ソフト種別 : フリーソフトウェア


UNIX用のWhoisサーバです。
一般的なディストリビューションには組み込まれていませんし(^_^;)、そもそも配布されているのを知りませんので、作っちゃいました(はぁと)

全国三千万のドメインマニア様に捧げます♪
「独自ドメイン下でサブドメインを提供したい!」とか「レジストラを開業したい!」とか「趣味でWhoisサービスを上げたい!」方にお奨めです(汗

細かなオプションはありません。
クライアントから渡された文字列に対応するレコードを返すだけです。
スーパーサーバ(インターネットデーモン)経由で起動しますので、アクセス制限等は、TCPラッパーで行ってください(^^;;;

※ファイル名の最後が d ですが、daemon としては起動しません。
 ただ語呂がいいからです… m(_ _)m

[ 設 定 方 法 ]

  1. 配布ファイルを適当なディレクトリに展開します。
    以下の説明では、/usr/local/itwhoisd/ に展開したと仮定します。


  2. 登録者データを保存するディレクトリを決めます。
    whoisd(perlスクリプトです)に、$data_dir という設定項目がありますので、変更して下さい。
    解凍したディレクトリ(./registrant/)でよければ、変更不要です。

  3. 登録者データを、(2)で設定してディレクトリに置きます。
    ドメイン名 = ファイル名 です。半角英数は大文字にして下さい。
    内容はそのまま表示しますので、テキストエディタで作成して下さい。
    サンプルとして、TEST, TEST.TLD, NIC, NIC.TLD があります。

  4. インターネットデーモンの設定ファイル(inetd.conf)にwhoisdを追加
    して下さい。仮定と同じディレクトリでしたら、

        whois   stream  tcp     nowait  nobody  /usr/sbin/tcpd  /usr/local/itwhoisd/whoisd
    という行を追加してください。

    この例は、whois(TCP/53)が叩かれた場合 nobody権限 でTCPラッパー経由で /usr/local/itwhoisd/whoisd を起動する場合です。

  5. インターネットデーモン(inetd)を再起動します。

以上で、whoisサーバが導入されました。

[ テ ス ト 方 法 ]

whoisクライアントから、普通にクエリを送信して下さい。

> whois -h localhost NIC.TLD
又は
> whois nic.tld@localhost
とすれば問い合わせます。もちろん、GUIのクライアントでも大丈夫です。



[ 履 歴 ]

Ver 1.0c2 (20-01-2001)

Ver 1.0c (29-12-2000)

Ver 1.0b (28-12-2000)
Ver 1.0a (16-09-1999)
Ver 1.0 (15-09-1999)

[ 免 責 ]

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[ 編 集 後 記 ]

ジョークソフトではありません。念のため(^^;;)
説明文の方が長い…(自爆)